2018/12/12

第七話「送迎会②」

ワイン 
 佐藤さんは、去年の秋まで友達だった女性だ。上辺だけの付き合いを続け、最悪の別れ方をして以来、まともな会話は交えていない。
 今回の送迎会で、一番の心配の種が彼女だった。この間、私の仕事場が移動したことで、掃除の場所や頻度で揉めたばかりだ。同席するなんて心臓に悪すぎる。
 だけど今回、見事なくらいに一番遠いテーブルになった。しかも、上役たちともテーブルを囲まずに済む。一気に緊張が解けた。椅子に座ってなかったら、全身の力が抜けた反動でふらついていただろう。

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2018/12/05

第七話「送迎会①」

ワイン 
 駅前の裏通りを少し歩いたところに、その店はあった。こじんまりとしているが、お洒落な外装だ。私を含む数人は、ぞろぞろと螺旋階段を上がっていく。
「何か、お洒落な感じの店だね」
 後輩のサキちゃんが、今私が思ったことをそのまま呟く。後輩だが、ほぼ同世代なので互いにくだけた口調で話す。別に仲が良いわけではないが、どこか抜けている感じだからか割と接しやすい。

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2018/10/24

他人に「指摘されたこと」で気付いたこと

おはようございます、日花(@hibanaW4)です。

私は仕事をしている時、「暗いやつ」「感じ悪いやつ」「もじもじしたやつ」と見られないように、言動や表情にはかなり気をつけています。自分で見ることが出来ない分、ちょっと気にし過ぎじゃないかってくらい、自分の見え方には細心の注意を払っているのです。
 
だけど、ある日、上司にこんな指摘を受けました。
 

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2018/10/17

会社の勤務時間は「好きな生き方」を見つけるための時間として有効活用できる

会社

こんばんは、日花(@hibanaW4)です。 
 
フリーになるための第一歩として、書いた小説を積極的に発表したり、自分と同じような生きづらさを抱えた人たちに向けた記事を書いたりする日々を送っている私ですが、実はそれらのネタや構想って「仕事中」に思い浮かぶことが多いのです。
 
工場勤めなので一人作業が必然的に多く、慣れている作業だから考え事をしやすいというのもありますが、それだけではありません。

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2018/10/09

人が怖い時は本を読むと良い

読書の秋

こんばんは、日花(@hibanaW4)です。

人付き合いって、大事なのは分かってる。だけど、それが出来ないから苦しくて仕方ない。私も、そんな中の一人です。

今回は、そんな人たちに向けて、読書が心にもたらすメリットを書いていこうと思います。

なお、コミュ障にもいろいろなタイプがいるでしょうが、ここは私自身をコミュ障の例として挙げていきます

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