2018/06/13

第二話「ブログ構築④」

赤ちゃんとパソコン 
 テーマも目的も決めずに記事を書くというのは、思いのほか楽だった。
 簡単というわけではない。でも、気楽だった。自分の考えていることや、その日あったことを記事にする。一銭にもならないどころか、誰かの役に立つことすらないけど、今はそれで良い。とにかく、書く。どんなに飾り立てても、書かなければブログとしての価値はない。


 ブログを始めたことで、忙しくはなった。

 仕事で疲れた体に鞭を打って、夜遅くまでブログと向き合い、あまり疲れの取れていない体で仕事に行く。しばらく、そんな日々が続いた。
 不思議と苦痛ではなかった。むしろ、活力すら沸いてきた。脳内麻薬でも出ているのか、辛いと思うことがあっても、ブログを構築する楽しみの方が大きく上回っているのだ。

 この感覚は、知っている。新しいことをしている時の高揚感だ。

 問題は、これがいつまで続くかだ。強い意志がなければ、だんだんとこの作業は苦痛になってくる。過去のブログも、そうだった。
 だからこそ、書く。とにかく書く。何でもいいから書く。
 馬鹿の一つ覚えみたいに、「書く」という言葉を頭の中で繰り返す。
 何でもいいから書いて、テーマや目的は後で決める。外面にこだわり過ぎないようにすることを自分に言い聞かせて、不格好でもいいから、とにかく自分の気持ちや考えを書き続けた。
 飾りたくなる気持ちをこらえて、私はひたすら書き続けた。


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